高度技術系セミナコース 講座概要【再利用性の向上を目指すデザインパターンの考え方と実践】
講座 |
再利用性の向上を目指すデザインパターンの考え方と実践(Java編) |
概要 |
- 単にデザインパターンの紹介を行うのではなく,デザインパターンの考え方を習得する講座です。
- デザインパターンが狙う考え方を理解し,再利用性向上を意識したデザインパターンの適用による設計を促進します。
- Javaにはさまざまなフレームワークがありますが,それらはデザインパターンの考え方を導入して作られています。フレームワークを例にしたデザインパターンの考え方についても学習します。
※フレームワークそのものの学習ではありません
- 「オブジェクト指向によるJava基礎」をオブジェクト指向基礎概念編とすれば,本講座はより高度な実践編となります。
- 「オブジェクト指向によるJava基礎」を修了した後に,ペアで受講する事をお勧めします。
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日数 |
3日間 |
受講対象 |
- よりオブジェクト指向的で,再利用性を考慮した設計や実装を行いたい方
- アジャイル開発に向けて,再利用性や保守性を考慮した実践的な設計や実装を学びたい方
- コピー&ペースト作業によるカスタマイズ開発等の結果,後々の仕様変更の際の修正量に疑問をもっている方
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前提知識 |
以下の2つを共に満たすこと。
- オブジェクト指向の基本的な知識(「オブジェクト指向によるJava基礎」または「オブジェクト指向によるC#基礎」修了程度)を既に持っていること。
- 継承やオーバーライドなど,基本的なオブジェクト指向プログラムを書くことができること(研修で学んだレベルで可。ただし,継承やインターフェイスのコードは最初から出てくるので,参考図書を見ながらでも自力でコードを記述できることが必要)。
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テキスト |
オリジナルテキスト『Javaとデザインパターンの活用』 |
研修内容 |
- オブジェクト指向とJava
- 再利用性に対する手始めの課題(継承と委譲とインターフェイス)
- オブジェクト指向とデザインパターン / オブジェクト指向の原則
- Singleton
- 安定と不安定を切り分ける(Template Method,Strategy)
- コレクションフレームワークに見るデザインパターン(Iterator)
- 切り分けたものを結合する[結合したものから安定と不安定を切り分ける](Bridge,Observer)
- インスタンスの生成 / 構造 / 振舞いに関して(Factory Method,Abstract Factory)
- Webアプリケーションフレームワークに見るデザインパターン
- DIとは
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備考 |
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※ ここに挙げたのは,研修の構成例です。
お客様のニーズに合わせてカスタマイズ可能です。お気軽にご相談ください。